セレンという名前に込めた思い

わが家のハチワレ猫の名前は「セレン」です。この名前には、私なりの特別な思いが込められています。

名前の由来は「聖霊のセイレーン」という言葉です。一般的にセイレーンというと神話に登場する存在を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、私にとってはどこか神秘的で、美しく、そして人の心に寄り添う存在というイメージがあります。その響きに惹かれ、「セイレーン」から親しみやすく呼びやすい「セレン」という名前を付けました。

初めてこの子を迎えたとき、グレーと白の毛並みがとても印象的でした。落ち着いた色合いの中にも気品があり、どこか静かで優しい雰囲気をまとっているように感じました。その姿は、私が思い描く「セレン」という名前のイメージにぴったりでした。

実際に一緒に暮らし始めると、その名前はますますしっくりくるようになりました。元気に遊ぶ日もあれば、窓辺で静かに外を眺めている日もあります。言葉を交わすことはできませんが、そっと寄り添ってくれるだけで心が安らぎ、忙しい日々の中で癒やしを与えてくれる存在です。

気が付けば、セレンは10歳になりました。長い年月を共に過ごしてきましたが、その名前を呼ぶたびに、迎えた頃の気持ちや、この子との出会いの喜びを思い出します。名前は単なる呼び名ではなく、その子との絆や思い出をつなぐ大切なものなのだと感じています。

これからもセレンという名前とともに、たくさんの時間を共有していきたいと思います。そして、その穏やかな存在がこれからも私たち家族の日常を優しく照らしてくれることを願っています。